【埼玉県　骨盤スリムヨガ】ーヤマー　☆アスティヤ☆

ーヤマー

☆アスティヤ(不盗)☆

・アスティヤは自分や他人に誠実に生きる事を私達に呼びかけます。

・自分自身や自分の人生に不満を抱えていると、外側に意識が向きやすくなり、本来は自分のものじゃないものを盗んでしまうことがあります。

・他人から、地球から、未来から、そして自分自身からの盗み、私達は描くままの自分へ成長できるチャンスすら盗んでしまいます。

・外側に意識が向いていると、自分と他人とを比較し、その人に無駄にエネルギーを注いでしまいます。

自分と他人とを比較して、自分には何か足りないと、損をしていると、傲慢に感じたりします。

・自分への不満からくる他人への執着は、自分の満たされないエゴを満足させる為に、代わりにその人をコントロールし、操作しようとしているに過ぎません。

他人の話や、成功、そして経験にどこか勝るところを見つけて、自分が優れている事を主張しようとします。それは、自己満足の為の行為でしかありません。

・自分自身や自分の生活に不満があると、他人を道連れにしようとしたり、嫉妬心から皮肉を言ったりします。その人の事を心から気にかけていれば、その人を支持する思いやりのある表現がおのずと出てくるはずです。

・私達の本質は、人間の体に間借りしている魂。私達は人間の体への訪問者であり、この世界への訪問者です。

私達は皆、この場所、体、そして思考への訪問者です。魂としての私達は物理的な物も所有できない、という事を理解し、訪問者である事に感謝しなければなりません。所有する事は、盗む事になります。

・今ないものや、将来ないかもしれないものに私達は意識し過ぎて、目の前に十分にある物を見逃しがちです。

・立ち止まって、自分の目の前にある物を見て、美しいものの不思議や変わりゆく季節を感じられれば、こころから生きている事に感謝できます。この様な時に生まれる感情は、私達が生を受けた事への感謝と、未来へお返しをしたいという思いです。

・他人、地球、そして未来から盗むだけではなく、私達は自分自身の人生からも盗みを働きます。特定のイメージを自分に押し付ける事で、自分のユニークさを表現する術を盗んでいます。

要求や期待に応える様自分に強いていると、私達は、自分の情熱を盗みます。自分への妨害、疑心、低い自己評価、判断、批判、そして完全主義は生きる力の源を破壊する自分への虐待です。

過去や未来に囚われて生きる事も、自分自身からの盗みです。また、自分の所有物や理想の周りに、実際のまたは想像上の塀を張り巡らせる事でも、自分が広がる可能性を自分自身から盗んでいます。

・アスティヤ(不盗)の教義は、意識の向け先を他人から自分へと変える様に説いています。

自分の人生の可能性はワクワクする事を勧めています。自分の興味のある事を学ぶと、意欲が湧き、自分を高める喜びを感じる事が出来ます。自分の技能やスキルを可能な限り活かせば、おのずと世の中の役に立つ事ができ、世の中から盗む事はなくなります。

・何が欲しいか分からなかったり、それを追いかける勇気がなかったりすると、他人がやる事の全てが妬ましくなります。そして他人の達成や所有物を熱望する様になります。自分の夢や、目指す姿から横道へ外れてしまうのですが、自分が夢を達成する事に集中していると、私達は落ち着いて前進できます。自分の能力を高め、欲しい物を得る為の準備を整えて行く事が出来るのです。

・「不盗」は、私達に、人生の中で能力を高める事を勧めています。

・盗む事は、自分や他人に痛みや苦しみを与えますが、能力を高める事は、喜びや可能性への扉を開きます。

盗む事から意識をシフトさせて、自分が価値のある人間に成長出来るよう、人生をかけて努力する事は壮大な挑戦です。

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